平成25年10月5日土曜日、野球ファンに愛された山崎武司選手が、古巣の中日ドラゴンズのユニフォームを最後に現役を引退しました。今年のセントラルリーグでは、ヤクルトの宮本慎也選手、広島の前田智徳選手、阪神の桧山進次郎選手といった記憶に残る名選手の引退が続き名残惜しいところです。 そんななか、今シーズンの中日ドラゴンズの最終戦がDeNAを相手にナゴヤドームで行われ、この試合を最後に引退する山崎武司選手はフル出場。この記念すべき試合を私もナゴヤドームで観戦することができて幸せでした。そのスイングを観に行きたい選手がまたひとり少なくなるのは寂しいことですが、これからは生きのいい若い選手達を育て上げる指導者として是非がんばってほしいです。27年間、気持ちいいスイング、ありがとう!
【山崎武司(やまさき・たけし)】
1968年11月7日生まれ。愛知・愛工大名電高から87年にドラフト2位で中日に入団。96年に外野手のレギュラーとなり、初の本塁打王を獲得。その後は一塁手に転向し、99年には勝負強い打撃でリーグ優勝に貢献した。2003年にオリックス、05年に楽天に移籍。07年には本塁打王と打点王の2冠に輝いた。12年から中日に復帰。外野手、指名打者としてベストナインを計3度受賞。181センチ、105キロ、右投げ右打ち。愛知県東海市在住。
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