私の事務所がある味美地区の若手（？）地域活動団体、「味美ネットワーク」の平成２４年度の会員研修事業として、「味美簿記塾」を開講しました。

会員のほとんどがご自分で事業をされている方々であるため、普段から自社の業績や財務状況を「決算書」という形で報告をしますが、さて、正直どこをどう見たら良いのかよくわからないとのお話しはこの会員からだけではなく、私の事務所の関与先社長からも耳にすることがあります。多分、みなさん同じような方が多いと思います。

こうした状況の、一番の解決方法は、「決算書」に行きつくまでの日々の工程である簿記を勉強することです。これを理解することによって決算書の仕組みが良くわかります。事業をされている方には簿記の勉強を是非おすすめします。
今回は、味美ネットワークの会員とその家族むけに９回にわたって簿記塾を開講し、簿記を勉強すると共に、その具体的成果として日商簿記３級の資格を取得しようというものです。ここ１０回の平均合格率が３６％ですから、そう簡単なことではありません。