Vol.5 新春 大須演芸場 (平成20年01月10日掲載)

新年明けましておめでとうございます。月日が流れるのは本当に早いもので、「平成」の世をいただいてから、あらためて気にとめると、はや20年目を迎えたことになります。本年も皆様のご健康とご多幸を心からお祈り致します。
私は元来、お芝居ものや演芸ものを鑑賞することが好きで出かけますが、やはりお正月の雰囲気を味わうことができると言えば「演芸場」ですね。今年も2日の日に出かけてきました、大須演芸場に。「演芸場」や「寄席」のたぐいはやはり、東京と大阪が活気にあふれていますが、この名古屋に古くからあるたった一軒の演芸場。お正月興行は、良くお客さんが入っていますが、そうでない普段は、残念ながら入場してからエッと戸惑うほどの入り様です。経験した人しかわかりませんが、そう言わず一度勇気を出して入ってみて下さいね。
今回のコラムは、そのお正月興行の様子を撮ってみましたのでご覧になって下さい。演者の出演順です。ただし、携帯写メールしか持ち合わせていなかったので、画像が良くありませんがご勘弁下さい。



なごやのバタやん・・・田端義夫そっくりショー、大須でもう何十年になるだろ?
大須演芸場 表看板 大須演芸場 切符売り場
なんぺい&さやか・・・奥三河出身の夫婦漫才、若くて明るくテンポ良し 雷門幸福・・・名古屋に4人しかいない噺家の一人、羽織の下はドラゴンズだった まこと&ちはる・・・思いっきり名古屋弁の夫婦コント、ちはるさんは前歌い手

雷門獅篭(しかご)・・・名古屋の噺家の一人、即興でお客さんの似顔絵を書く

ジキジキ・・・めおと楽団、通常は浅草で出演、やはり安心して観ていられる


神田聖子・・・松田聖子そっくりショー、大須初出演、本当に歌もそっくりだった

正司敏江玲児・・・特別ゲスト、ご存知上方漫才の超ベテラン、お正月は大須に来てくれる 大須演芸場客席後方より(二階もあります)